特集
デンマーク
デンマークは日本の九州本土とほぼ同じ大きさで、最高地点が174mでパンケーキのようだとも表現されています。デンマークが生んだデザインは北欧のみならず世界中に浸透し、建物、家具、照明や文房具などのデンマークデザインは高級品の代名詞ともなっています。丘陵地帯を利用した農業や風力発電をはじめ、環境保全に配慮したバイオガス・エネルギー利用が増加しています。気候はメキシコ湾暖流の影響で他の北欧諸国ほど厳しくはないが、比較的風が強いといわれております。
童話作家、アンデルセンを生んだデンマークは緩やかな丘陵と四方を海に囲まれています。その地形を利用して自転車の利用者が多く、全国に専用道路が完備しています。
アンデルセンもかつて住んでいたニューハウンはコペンハーゲンの発展を支えた地。子供から大人まで楽しめるチボリ公園、王家のお住まい、アマリエンボー宮殿とモダンなオペラ座などが見どころ。アンティーク好きにはストロイエのメインストリート裏手がお薦め。アンデルセンの故郷オーデンセ、家族連れに絶大の人気を誇るレゴランド、たくさんのアーティストが住むスケーエンなどデンマークには小さいながらも大きな思い出を残してくれる街々があります。
コペンハーゲン
デンマーク語で「商人の港」という意味のコペンハーゲン。その名にふさわしく、たくさんのお店やカフェなどが集まる歩行者天国ストロイエ。裏の細い路地にも可愛らしいジュエリーショップや雑貨屋さんが軒を連ねています。
コペンハーゲンっ子の心のふるさととして愛されるチボリ公園（Tivoli）は1843年開園の世界最古のテーマパーク。冬のイルミネーションもおススメです。
運河に囲まれたコペンハーゲンの街は、大戦の戦火を免れたおかげで昔ながらの建物が街の至る所に現存しています。おとぎの国の名にふさわしいカラフルな木造家屋、重厚な佇まいの石造りの建物、そして国際的に有名なデンマーク近代建築、この3つが調和を持った街並みをお楽しみください。
オーデンセ
アンデルセンの故郷としても有名なフュン島最大の街オーデンセは、有名な童話作家アンデルセン生誕の地として知られており、人口約19万人を抱えるデンマーク第三の都市で、コペンハーゲンから列車で約1時間半の距離です。古くは教会が支配する都市として、中世には地の利を生かした商業都市として、現在は酪農や花・野菜の温室栽培、造船業・鉄鋼業・家具製造業や食品産業など様々な産業が盛んな近代都市として繁栄しています。また、特に高齢者福祉政策に関しては、福祉政策の進んだデンマークの中でも先駆的な都市であるとともに、国立南デンマーク大学を始め、各種の学校や文化施設が充実しており、「学校のまち」とも呼ばれています。
レゴランド
日本でもお馴染みのレゴブロックはデンマーク生まれ。本社はユトランド半島の中央に位置するBillund（ビルン）にあります。1934年に「よく遊べ」を意味するデンマーク語”Leg Godt”から社名をLEGOとしました。1968年ビルンの郊外にレゴランドをオープン。言わずと知れたレゴブロックの世界観をテーマにした遊園地です。
開園時は約38,000㎡だった敷地も現在では10万㎡に拡張し、デンマーク国内だけでなく世界中のレゴファンを毎年約1400万人も迎えています。
園内にはアトラクションやショーを楽しめるエリアだけでなくミニチュアの街並みが細部まで再現されているジオラマエリアなどお子様から大人まで楽しめるテーマパークです。